
[28日 ロイター] - シティグループは28日、今年の原油市場は大幅な供給過剰が見込まれているにもかかわらず、地政学的リスクの高まり、ロシア産原油購入に対する米国の規制、中国の継続的な買い入れにより、価格高止まりの可能性があるとの見方を示した。
ノートで「地政学的な緊張がさらに高まれば、価格はわれわれの0─3カ月の目標(1バレル=70ドル)まで上昇する可能性がある」とした。
シティはカザフスタンの生産停止、米国での厳しい寒波、中東の地政学的緊張、ロシア産原油購入に対する米国の規制強化が、価格を60ドル以上で維持する要因になったと指摘。イランが攻撃を受ける可能性を受けて、原油価格の地政学的プレミアムは1バレル当たり3─4ドル上昇した可能性があるとし、緊張がさらに高まればプレミアムはさらに上昇すると付け加えた。
「72ドルという強気見通しと、0─3カ月の目標価格70ドルは、いずれもこのようなシナリオが実現した場合を反映している」と述べている。