
Mark John
[ダボス(スイス) 22日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は22日、トランプ米大統領と合意したグリーンランドに関する枠組み合意により、NATO加盟国は北極圏の安全保障を強化する必要があると明らかにした。最初の成果は年内に表れるとの見方を示した。
世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でインタビューに応じた。追加の安全保障要件の詳細を詰めるのはNATO司令官らの役割だとし、北極圏以外のNATO加盟国もこの取り組みへの関与を望むはずだと述べた。
「NATOで上級司令官らと協議し、必要な措置を策定する」とした上で、「これは極めて迅速に実現できると確信している。2026年中、できれば早期を期待している」と語った。
グリーンランドの鉱物資源開発については、21日のトランプ氏との会談では議論されなかったとし、具体的な交渉は米国、デンマーク、グリーンランドの間で継続されるとの見通しを示した。
また、北極圏での取り組み強化がウクライナ支援に影響を及ぼすことはないと明言した。
NATO諸国はトランプ氏の言葉を信頼できるかとの質問に対し、「トランプ氏の言葉は常に信頼できる」と答えた。