
Ella Cao
[北京/シンガポール 19日 ロイター] - カナダのカーニー首相が先週、中国を訪問した直後に、中国の輸入業者がカナダ産キャノーラ(菜種)を約6万トン購入したことが、業界筋2人の話で分かった。
業界筋によると、中国が反ダンピング(不当廉売)措置として昨年10月にカナダ産キャノーラの輸入を停止して以来、中国業者による購入は初めて。出荷は3月以降となる見通しだ。
カーニー氏は16日、初期の貿易協定の一環として、中国が3月1日までにカナダ産キャノーラに対する関税率を現在の84%から約15%に引き下げるとの見通しを示していた。
中国がカナダ産の輸入を停止した後、オーストラリアは中国向けのキャノーラ輸出を拡大できると期待していた。中国業者がカナダ産の購入を再開したことは、そうした期待に水を差す可能性がある。