
[ ワシントン 15日 ロイター] - 米当局者は15日、米軍がベネズエラと関連のあるタンカーを1隻新たに拿捕(だほ)したと明らかにした。トランプ大統領は同日、ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏と会談する。
カリブ海で拿捕されたこのタンカーは、ガイアナ船籍の「ヴェロニカ」号。ここ数週間で、ベネズエラ関連での拿捕は6隻目となる。
米軍司令部は、夜明け間に行われた作戦を確認。声明で「トランプ大統領がカリブ海における制裁対象の船舶の検査措置を定めたにもかかわらず、これに反し運航されていた」とし、適切かつ合法的な手続きを経た原油のみがベネズエラから輸出されると強調した。
4人の関係筋によると、米政府はベネズエラとの石油取引に関係するタンカーについて、さらに数十隻の差し押さえ命令を裁判所に申請した。
これまでに拿捕された船舶は、米国の制裁対象となっているか、あるいは制裁対象となっている主要産油国であるイラン、ロシア、ベネズエラから出航元を偽装して原油を輸送する「影の船団」の一部だった。
パナマ、クック諸島、ガイアナの海事当局はロイターに対し、これまでに拿捕されたベネズエラ関連の船舶の大半は偽の国旗を掲げていたか、拿捕前に船籍登録が取り消されていたと語った。