
Marianna Parraga Jarrett Renshaw
[ヒューストン/ワシントン 14日 ロイター] - 米政府が今週、米石油大手シェブロンCVX.Nに対して南米ベネズエラでの操業拡大を認可する見通しなのが分かった。これにより、シェブロンはベネズエラ産原油の生産と輸出の増加と、他社への販売が可能になる。3人の情報筋が14日、ロイターに明らかにした。
トランプ米大統領はベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、同国を運営すると宣言している。情報筋によると、米政府はシェブロンを含めた数社に対してベネズエラ産原油の事業展開を認可する見通しだ。
別の情報筋は、米石油精製大手マラソン・ペトロリアムMPC.Nが製油所にベネズエラ産原油を受け入れる方向で政府と協議中だと説明した。
業界関係者によると、米バレロ・エナジーVLO.Nとマーキュリア、グレンコアGLEN.Lもベネズエラ産原油事業を巡る認可取得に向けて協議中だ。
シェブロンの広報担当者は、同社があらゆる法律、規制、制裁の枠組みを順守して事業を手がけているとのコメントを出した。
マラソン、バレロ、マーキュリア、グレンコアはコメント要請に直ちには応じなかった。米財務省傘下の外国資産管理室(OFAC)もコメントの要請に即座には応じていない。
シェブロンは現在ベネズエラで原油を生産している唯一の米国系石油大手で、ベネズエラ国営石油会社PDVSAとの合弁事業で日量約24万バレルを生産している。
同社は昨年7月以降、米国からの限定的な認可に沿ってベネズエラで原油を採掘し、米国への輸出を続けてきた。原油の輸出量は25年早期の水準から半減している。
米国がマドゥロ氏を拘束し、ロドリゲス暫定大統領が就任した後、シェブロンの株価は9%弱上昇した。