
[ 11月6日 ロイター] - アライアント・エナジーLNT.Oは木曜日、4年間の設備投資計画を上方修正した。
電力会社は、人工知能の運用や暗号通貨に特化したデータセンターからの電力需要のかつてない高まりと戦っている。
急増する需要に対応するため、米国の電力会社は、送電網や送電線などの重要なインフラのアップグレードに資金を提供するため、投資計画に数十億ドルを追加している。
アライアント社は、データセンターの契約需要を3ギガワットまで増やし、2030年までにピーク時のエネルギー需要が50%増加すると予測していると述べた。
リサ・バートンCEOは、「現在4つのデータセンター契約が成立しており、さらに負荷増加の機会を積極的に開拓しているため、成長率を加速させる態勢は整っている」と述べた。
しかし、2026年の調整後一株当たり利益は3.36ドルから3.46ドルと予想され、その中間値はアナリスト予想の3.44ドルを下回り、株価は取引終了後に2%下落した。
アライアント社は、アイオワ州とウィスコンシン州で約100万人の電気および42万7000人の天然ガス顧客にサービスを提供している。
同電力会社は、2026年から2029年までの設備投資予算を17%増の134億ドルに引き上げた。