
[ 11月4日 ロイター] - コルテバCTVA.Nは2日、農薬会社が堅調な作物生産が同社製品の需要を高めると予想し、年間利益予想を上方修正した。
今年は北米のいくつかの地域で作付けシーズンが好調で、作物が健全であったため、農家はより多くの肥料を使用するようになり、コルテバのような企業の利益を押し上げている。
同社は、2025年には穀物、油糧種子、飼料、バイオ燃料の消費量が記録的に増加すると予想している。農家はプレミアム作物投入技術を優先するため、農場での需要は引き続き旺盛であるという。
コルテバは、2025年の調整後利益は1株当たり3.00ドルから3.20ドルに対し、3.25ドルから3.35ドルになると予想している。
また、年間純売上高は、事前予想の176億ドルから178億ドルに対し、177億ドルから179億ドルになると予想している。
同社は先月、 (link)、種子と農薬事業を上場企業に分離する計画を発表した。これは、具体的な資本配分戦略を定め、市場の変化に迅速に対応し、成長機会を独自に追求するためである。
コルテバの第3四半期の純売上高は12.5%増の26億2000万ドル。LSEGが集計したデータによると、インディアナポリスに本社を置く同社は、1株当たり23セントの調整後損失を計上し、アナリスト予想の53セントを大きく下回った。