
Nora Eckert
[デトロイト 10月8日 ロイター] - フォード・モーターF.Nは、同社の電気ピックアップ「F-150ライトニング」を生産するミシガン州ディアボーン工場での生産を来週一時停止する。この変更は、サプライヤーのニューヨーク・アルミニウム工場で発生した悲惨な火災に関連していると、同工場の労働組合関係者は語っている。
ノベリスの工場で9月16日に発生した火災は、フォードのベストセラー車であるF-150の生産を数カ月にわたって中断させ、アナリストの試算によると、同社の収益から10億ドルを奪う可能性があると予想されている。
ロイターが閲覧した、同工場の従業員と共有されたメモによると、ルージュ電気自動車センター(REVC) は来週休みになるという。REVCと同様にディアボーン・トラックの社長兼会長であるニック・コタリス氏は、操業停止がアルミニウム工場の火災に関連していることを確認した。
フォードは、生産調整に関する具体的な説明を避けた。