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ゴールドマン、26年銅価格予想を1万0500ドルに引き上げ 鉱山停止で供給不足

ロイターOct 7, 2025 6:23 AM

- ゴールドマン・サックスは6日、2026年の銅価格予想を1トン=1万ドルから1万0500ドルに引き上げた。インドネシアにある世界最大級の銅鉱山グラスベルグ鉱山の操業停止に伴う供給制約が価格を押し上げると予想した。

26年─27年は供給制約や重要セクターの需要増加が支援し、1万─1万1000ドルのレンジで推移すると予想した。

アルミについては、ロンドン金属取引所(LME)価格が現在の2700ドルから26年第4・四半期に2350ドルに下落すると予想した。

従来は、需要の伸び鈍化とコストデフレによって今年第3・四半期に若干供給過剰になるとみて26年3月の価格を2100ドルと予想していた。

今回、こうした要因が影響する一方で、米国の利下げ、ドル安、世界的な在庫低水準が、25年後半から2026年にかけてアルミ価格を従来の予想以上に下支えする可能性が高いと指摘した。

ただインドネシアの増産などによって需給が悪化して価格を圧迫するため、30年までに2650ドルに戻る可能性は低いとの長期予想は維持した。

LMEアルミ26年12月限をショートするという取引推奨を開始した。

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