[ 9月16日 ロイター] - ウラン企業のエンコア・エナジーEU.Oは火曜日、サウスダコタ州にあるデューイ・バードック・プロジェクトの州許可を求める手続きを 、当初の予定より早く今年中に 開始 すると発表した。
同社の株価はプレマーケット取引で3.6%上昇した。
この発表は、 同プロジェクトの連邦許可に異議を唱えていたブラックヒルズ・クリーン・ウォーター・アライアンス(Black Hills Clean Water Alliance)と先住民グループ、オグララ・スー族(Oglala Sioux Tribe)およびNDNコレクティブ(NDN Collective)による審査 申し立てを、米国環境保護庁の上訴委員会が却下したことを 受けたもの 。
同申立書は、EPAの最初の許可決定について、安全飲料水法、行政手続法、国定歴史保存法などの違反を主張していた。
しかし、上訴委員会は、規制当局が原位置回収ウラン採掘に不可欠な地下圧入井戸の許可を承認したことについて、適切に行動したと述べた。
この判決により、デューイ・バードックは2025年に州の認可を取得し、核物質認可を含む連邦政府の主要認可をすべて取得することができる。
EnCore社によると、このプロジェクトは連邦政府の迅速な許認可プログラムのままである。
ホワイトハウスは4月、ドナルド・トランプ大統領が推進する (link) 重要鉱物の生産拡大の一環として、国内10の採掘プロジェクトについて (link) 許可を迅速に進めると発表した。
一方、原子炉用のウラン需要((link))は、ゼロ・カーボン目標を達成するために原子力発電に依存する政府が増えるにつれ、今後5年間で30%近く急増すると世界原子力協会は今月初めに発表した。