[ 8月27日 ロイター] - EQTコープEQT.Nは、テキサス州に建設中のネクストディケイド社NEXT.Oの輸出ターミナルから液化天然ガスの供給を受けるべく交渉中であると、ブルームバーグ・ニュースが関係者の話として水曜日に報じた。
EQTはリオグランデLNG輸出設備から過冷却燃料を積み込むという。
EQTとNextDecadeは、ロイターのコメント要請に即座に応じなかった。
ドナルド・トランプ大統領が1月の就任直後に新規輸出許可のモラトリアムを解除した後、米国のLNGセクターの商業活動は急速に増加している。
ネクストディケイド社は、年産1,760万トンのリオグランデLNG施設を建設中だ。また、トレインと呼ばれる第4、第5の液化プラントも開発中で、合計能力は1080万トン/年になる。これらのプロジェクトにより、米国は世界最大のLNG輸出国としての地位を確固たるものにすると期待されている。
同社は、トレイン4と5の最終投資決定を9月中旬に行う予定だ。LNG開発会社は通常、建設に必要な資金を調達するのに十分な供給契約を確保した時点で、プロジェクトのFIDに到達する。
ネクストディケイドの株価は午後の取引で8%以上上昇した。