Amanda Stephenson Arathy Somasekhar
[カルガリー/ヒューストン 25日 ロイター] - カナダの主要産油地域アルバータ州は、日本の石油精製部門への金融投資を検討しているもよう。事情に詳しい2人の関係筋が明らかにした。石油輸出の最大貿易相手国である米国への依存を減らす狙いがあるとみられる。
同筋によると、アルバータ州政府は、複数の日本の石油精製会社と初期段階の協議を行っており、同州のオイルサンドで生産される重質油を1社または複数の日本企業が処理できるようにするコークス炉の建設資金を支援する合弁事業の可能性を模索している。
ただ、関係筋の1人は、協議はごく初期段階にあり、まだ何も確定していないと述べた。