Shariq Khan David French
[ニューヨーク 8月22日 ロイター] - クレセント・エナジーCRGY.Nは、同業のバイタル・エナジーVTLE.Nを買収するための交渉を進めている。
この関係者は、取引は土壇場で決裂する可能性もあると警告し、非公開の審議について話すために匿名を条件に語った。
クレセント・エナジーの市場価値は約25億ドルで、バイタル・エナジーは約6億ドル。バイタル社は約23億ドルの長期負債を抱えている。
バイタル社はコメントの要請にすぐに応じなかった。クレセント社はコメントを拒否した。
バイタル・エナジー社の株価は、ロイターの報道後の延長取引で7%以上上昇し、1株当たり16.92ドルとなった。クレッセント・エナジーは1株当たり9.85ドルと約1%下落した。
クレセント・エナジー社は、従来の新規シェール油井のような成長性はないものの、安定したレベルの石油・ガス産出と安定した収益をもたらす、古い油井からの探鉱・生産に重点を置いている。
同社は、主にテキサス州南部のイーグルフォード盆地とユタ州のユインタ盆地からなる既存鉱区を保有している。同社は1月、イーグルフォードにおける非公開企業リッジマー・エナジーの資産を約10億ドルで買収した((link))。
バイタル・エナジー社はパーミアン・ベースンに約26万7,000エーカーを有し、同社のウェブサイトによると、正味生産量は石油換算で日量13万7,900バレルである。
エネルギー市場と株式市場全体のボラティリティがセンチメントを怯えさせたため、米国のシェール領域におけるM&A活動は、第2四半期((link))に低迷した。しかし、規模の経済が統合の論拠となることに変わりはない。