tradingkey.logo

インド行きロシア産原油輸送船2隻が目的地変更、米追加制裁警告で

ロイターAug 4, 2025 4:31 AM

Nidhi Verma Gleb Stolyarov

- トランプ米大統領がウクライナ停戦を巡りロシアに追加制裁を科す方針を表明したことで、ロシア産原油をインドの製油所に向けて運んでいた少なくとも2隻の船舶が目的地を変更したことが、複数の貿易関係者の証言およびLSEGのデータから明らかになった。

トランプ氏はロシアの石油やガスなどを購入した第三国に100%の関税をかける「2次関税」の導入を警告し、各国にロシアからの原油輸入を停止するよう迫っている。

関係者の話やロシアの港湾データによると、いずれも米国の制裁対象となっており、今月にロシア産原油をインドの港に向けて運ぶ予定だったタンカー3隻のうち2隻が進路を変え、1隻は中国の大連に、もう1隻はエジプトのポートサイドに向かっている。残りの1隻は引き続きインドのシッカ港を目指している。

LSEGのデータから、これらの3隻とは別に、ロシア産ウラル原油を積んだ2隻がインド大手財閥リライアンス・インダストリーズRELI.NS向けに荷下ろしを準備していることが分かっている。この2隻は英国と欧州連合(EU)による制裁の対象となっている。

免責事項:本サイトで提供する情報は教育・情報提供を目的としたものであり、金融・投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。

関連記事

tradingkey.logo
tradingkey.logo
当社が提供する日中データはRefinitivより配信されており、同社の利用規約が適用されます。終値データ(過去・現在)についてもRefinitivより提供されています。全ての相場情報は現地取引所時間で表示されます。米国株式のリアルタイム最終取引価格はNasdaqを通じて報告された取引のみを反映しています。日中データは最低15分遅れ、または各取引所の要件に準じて遅延配信されます。
* 当コンテンツ(分析資料・取引戦略等)は第三者プロバイダーであるTrading Centralより提供されており、記載の見解は分析官の独立した評価及び判断に基づくものです。投資家個々の投資目的や財務状況は考慮されておりません。
リスク告知:当社ウェブサイト及びモバイルアプリは特定の投資商品に関する一般的な情報のみを提供しており、Finsightsは金融アドバイスや投資商品の推奨を行うものではありません。本情報の提供をもってFinsightsが投資助言を行っていると解釈されることはありません。
投資商品には元本割れを含む重大なリスクが伴い、全ての投資家に適するものではありません。なお、過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。
Finsightsは、第三者広告主または提携先が当社ウェブサイト・モバイルアプリ上に広告を掲載することを許可する場合があり、これら広告主から広告への反応に基づく報酬を受けることがあります。
© 著作権: FINSIGHTS MEDIA PTE. LTD. 無断複写・転載を禁じます。
KeyAI