Katha Kalia
[ 7月9日 ロイター] - ベンチャー・グローバルVG.Nは、ドイツを拠点とする販売業者SEFEエナジーGmbHに年間75万トンの液化天然ガスを追加供給すると、両社が水曜日に発表した。
米国のLNG生産会社の株価は午前の取引で1.7%上昇した。
ベンチャー・グローバル社は、カルカシュー・パス2(Calcasieu Pass 2)(CP2) プロジェクトからLNGを20年間供給し、SEFE(Securing Energy for Europeの略)による購入総量は3百万トンとなる。
キャピタル・マーケッツのアナリスト、エルヴィラ・スコット氏は、「ベンチャー・グローバル社は、CP2における2~5百万トンの追加長期SPAの目標を達成するため、CP2の追加長期供給契約を発表する可能性がある」と述べた。
スコットは、1月の上場以来約33%下落している株価にとって、追加契約はポジティブなカタリストになりうると付け加えた。
ベンチャー・グローバルのCP2プロジェクトは、2027年に最初のLNGを出荷する予定である。
同社は、ドイツ企業SEFEおよびエネルギ-・バーデン・ヴュルテンベルクAG EBKG.DEと20年間の合計500万トンの引取契約を結んでおり、ドイツ最大のLNGサプライヤーになることが期待されている。