[ 3月11日 ロイター] - 億万長者のティルマン・フェルティッタ氏が、シーザーズ・エンターテインメントCZR.Oを約70億ドルで買収するために独占交渉を行っており、カール・アイカーン氏の会社からの競合オファーを上回った、とウォール・ストリート・ジャーナルが水曜日に関係者の話を引用して報じた。
フェルティッタの会社であるフェルティッタ・エンターテインメント LNYGN.UL は、ゲーム会社に1株34ドル程度を支払うことを検討してきたという。
また、カジノ運営会社は、カール・アイカーン氏の投資先である上場企業アイカーン・エンタープライゼスIEP.Oからも、1株約33ドルの全額現金払いのオファーを受けていたとWSJは報じているが、シーザーズはそのオファーをまだ正式に拒否していないという。
シーザーズ・エンターテインメントはこの報道についてコメントを拒否し、ティルマン・フェルティッタはロイターのコメント要請にすぐに応じなかった。
フェルティッタ氏の1株当たりの提示額は、シーザーズの水曜日の終値29.07ドルに対して約17%のアップサイドとなる。
両者間の発表が間近に迫っているわけではなく、交渉が合意に至らない可能性もある、と同レポートは付け加えた。
カジノ運営会社は4四半期連続で純損失を計上しており、ラスベガスの観光客数の軟化が痛手となっている(2025年には (link)、大幅に減少した)。
ゴールデン・ナゲット・カジノ・チェーンとバスケットボール・チーム、ヒューストン・ロケッツの億万長者オーナーであるティルマン・フェルティッタは、18年に自身のゲーム帝国との合併について (link) シーザーズに打診していた。
19年、活動家投資家で億万長者のカール・アイカーンが同社に9.78%の株式を築き、会社全体の売却を迫った後、シーザーズは (link)、3人の取締役を交代させた。
アイカーン氏はその後、同社への「かなりの」持分を公開し、シーザーズは取締役会を拡大して2人の新メンバーを加えた。
LSEGが集計したデータによると、シーザーズ株は水曜日に11.76%上昇し、時価総額は57億8000万ドルとなった。