
[ 2月24日 ロイター] - 銀行・決済処理会社のフィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービスFIS.Nは火曜日、金融商品やサービスに対する旺盛な需要を背景に第4四半期の増益を計上し、同社の株価は取引開始前に3%上昇した。
経済の先行き不透明感にもかかわらず、個人消費はほぼ持ちこたえている。高所得者が裁量的な需要を維持する一方、 中低所得世帯は必需品に集中し、堅調な取引量を支えている。
消費支出の増加は、加盟店や銀行に取引処理手数料を請求する決済技術プロバイダーに利益をもたらす。
フロリダ州ジャクソンビルを拠点とする同社のバンキング・ソリューション部門は、10-12月期の売上高が9%増の19億ドル、資本市場部門の売上高が8%増の8億8300万ドルとなった。
アナリストによると、銀行のIT投資は引き続き健全であり、規制緩和的な環境は引き続き銀行のM&Aを促進している。FISは大規模金融機関に焦点を当てており、小規模市場をターゲットとする競合他社と比較して有利な立場にあるため、この分野で優位に立っている。
調整後ベースで、FISの12月31日に終了した3ヶ月間の純利益は8億7400万ドル、1株当たり1.68ドルとなり、前年同期の7億5400万ドル、1株当たり1.40ドルから増加した。
昨年4月、グローバル・ペイメントは、ライバルである (link) ワールドペイを、FISおよびプライベート・エクイティ会社GTCRから242億5000万ドルで買収することで合意した。この取引の一環として、グローバル・ペイメントは、以前TSYSとして知られていた発行体ソリューション部門を135億ドルでFISに売却した。
アナリストは、TSYSの買収によりFISの金利コストが上昇し、自社株買いが抑制されると指摘している。
同社は火曜日、自社株買いとM&Aを一時的に停止する見込みであるとも述べた。
2026年通期について、FISは137.7億ドルから138.5億ドルの売上高を予想している。