
[ 2月23日 ロイター] - ノボ・ノルディスク株NOVOb.COは、次世代肥満治療薬カグリセマがイーライリリーLLY.Nの競合薬を下回ったと発表((link))した後、同社の大ヒット減量薬ウェゴビーがもたらした残りの利益を一掃し、月曜日に株価は16%以上下落した。
2024年には6500億ドル以上の価値があったノボは、その後約4750億ドルを失い、株価はウェゴビーによってヨーロッパで最も価値のある製薬会社に変貌する前の水準に戻っている。
ノボ社の株価は、ウェゴビーが最初に発売された21年6月以来の最低水準まで下落し、長期にわたる売上と株価のブームを牽引し、デンマーク経済全体の推進力にもなった。
ノボ社の株価は、欧州のベンチマークであるSTOXX600指数.STOXXの中で最大の下落率となった。一方、イーライリリーの株価は米国午前中の取引で約4%上昇した。
市場シェア回復への苦しい戦い
J.P.モルガンのアナリストは、今回の臨床試験の失敗は、カグリセマの需要を抑制し、長期的な売上への期待を弱め、ノボが急成長している肥満治療市場でシェアを取り戻すのに苦戦する可能性のある重大な後退であると述べた。
今回の挫折は、肥満症治療における競争の激化に対する投資家の懸念に拍車をかけるもので、最大の減量効果をもたらす薬剤が需要を牽引する傾向が強まっている。
ノボ社のデンマークの同業他社であるジーランドの株価は7%下落したが、アナリストは同様にアミリンホルモンを標的とする同社独自の減量薬に関する広範な懸念を一蹴した。