
Kamal Choudhury
[ 2月23日 ロイター] - エンハビットEHAB.Nは月曜日、プライベート・エクイティ会社のキンダーフック・インダストリーズが約11億ドル相当の取引で在宅医療サービス・プロバイダーを買収し、非公開化すると発表した。
米国では高齢化が進み、病院以外での治療を選択する患者が増える中、在宅ケアの需要が高まっている。
2025年に約19%上昇したエンハビットの株価は、早朝の取引で22%以上跳ね上がった。同社の時価総額は、直近の終値でおよそ5億6100万ドルだった。
この買収により、エンハビットの株主は1株当たり13.80ドルの現金を受け取ることになり、これは同社の直近終値に対して約24%のプレミアムとなる。
オッペンハイマーのアナリスト、マイケル・ウィダーホーン氏によると、この買収額はエンハビットの26年の予想利益の約10倍で、同業他社のペナント・グループPNTG.O、アダス・ホームケアADUS.O、ケメドCHE.Nの平均約13倍より割安だという。
Wiederhorn氏は、「株主は、この買収によって短期的には価値が上がるだろうが、診療報酬の改善と力強い有機的成長が見られる在宅医療から、魅力的な長期的機会を逃してしまう可能性がある」と述べた。
ダラスを拠点とする同社は社名を維持し、米国34州にわたり249の在宅医療拠点と117のホスピス拠点を運営し続ける。
リーリンク・パートナーズのアナリストは、「これは、5年近く横ばいから減益を経験し、診療報酬上の課題(PDGM行動調整費削減)と支払者の圧力が続いている同社にとっては良い結果だ」と述べた。
エンハビットは、エンコンパス・ヘルス・コーポレーションEHC.Nから分離独立し、22年に上場企業となった。
この取引は26年の第2・四半期に完了する予定だ。エンハビット社によると、取引完了後、同社の株式はニューヨーク証券取引所から上場廃止となる。
ゴールドマン・サックスがエンハビットのアドバイザーを務め、グッゲンハイム・セキュリティーズがキンダーフックのアドバイザーを務めた。