
[ 2月23日 ロイター] - メルクMRK.Nは月曜日、ヒューマンヘルス事業を2つのユニットに分割し、ブロックバスター薬キイトルーダを中心とするがんフランチャイズ部門を設立する一方、がん領域以外の医薬品を別グループにすると発表した。
この再編は、キイトルーダが今10年代後半に独占販売権を失うことが迫っている中で、キイトルーダ以外の多角化を推進する米医薬品メーカーの姿勢を強調するものである。
キイトルーダは複数の癌で承認されており、世界で最も売れている処方薬である。この治療薬は2025年に300億ドル以上を稼ぎ出し、同社の総収入の半分近くを占めている。
メルクの株価は市場前取引で1.4%上昇した。
同社は2021年以降、パイプラインを3倍に増やし、昨年はシダラ・セラピューティクスとヴェローナ・ファーマの買収という100億ドル規模の2つの取引を行い、ポートフォリオを拡大した。
この分割は、メルクが今月初めに発表した弱気な2026年の見通しに続くもので、その中でメルクは、いくつかのレガシー医薬品が独占販売権の喪失を間近に控え、ジェネリック医薬品の圧力に直面していることから、 (link) 売上高と利益が予想を下回ると警告した。
メルクはまた、ヤニー・ウーストハイゼンをエグゼクティブ・バイスプレジデント兼がん事業担当プレジデントに任命した。ウーストハイゼンは最近までメルク・ヒューマン・ヘルス米国のシニア・バイス・プレジデント兼プレジデントを務め、同社の米国におけるポートフォリオの戦略と商業化を指揮していた。
分割のニュースは、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が同日未明に最初に報じた。