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〔GRAPHIC〕米巨大テック時価総額が軒並み急減、膨大なAI投資に疑念

ロイターFeb 17, 2026 1:00 AM

- 世界屈指の評価額を誇る米巨大テック企業が、今年に入って軒並み時価総額の急減に見舞われている。これらの企業による人工知能(AI)向けの膨大な投資が、高騰するバリュエーションを正当化できるほどのリターンをもたらすのかどうか、投資家が疑問視し始めたからだ。

マイクロソフトMSFT.Oの株価は年初来で約17%下落。同社のAI事業に付随するリスクに加え、グーグルの生成AI「ジェミニ」最新モデルや、アンソロピックのAIエージェント「クロード・コワーク」の追加ツールとの競争激化を巡る懸念が背景にある。

13日時点の時価総額はおよそ2兆9800億ドルで、年初から6130億ドル前後が消失した。

アマゾン・ドット・コムAMZN.Oの株価も年初来下落率が約13.85%、時価総額は3430億ドル前後が失われて足元で約2兆1300億ドルになった。

今月になって同社は、今年の設備投資額が50%余り増加するとの見通しを示した。

エヌビディアNVDA.O、アップルAAPL.O、アルファベットGOOGL.Oはそれぞれ年初来で時価総額が896億7000万ドル、2564億4000万ドル、879億6000万ドル減少し、足元で4兆4000億ドル、3兆7600億ドル、3兆7000億ドルとなっている。

こうした動きは市場心理の変化を如実に物語る。何年もの間、投機的な熱狂が続き、投資家は長期的な視点でAIの成功を期待して株価を押し上げてきたが、今は短期的にはっきり見える形での収益化を要求している。

対照的に台湾積体電路製造(TSMC)2330.TW、サムスン電子005930.KS、ウォルマートWMT.Oは年初から時価総額が2938億9000万ドル、2728億8000万ドル、1791億7000万ドル増加し、それぞれ1兆5800億ドル、8170億ドル、1兆0700億ドルに達した。

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