Roushni Nair Byron Kaye
[ 2月16日 ロイター] - オーストラリアのトレジャリー・ワイン・エステーツTWE.AXは月曜日、米国事業の評価損計上により巨額の純損失を計上したため、中間配当を停止した。
ワイン生産量で世界トップ5に入り、「ペンフォールズ」のラベルを所有する同社の株価は、一時7%も下落した後、4.4%下落して終わった。
同社は、消費者のアルコール離れや物価上昇を背景に、米国だけでなく中国でもワイン需要の落ち込みに見舞われている。トレジャリーはまた、主要市場であるカリフォルニアの流通問題 (link) にも対処しなければならなかった。株価は2025年に半値以上になった。
法定ベースでは、トレジャリーは昨年末に指摘されていたよりもやや大きい7億7,050万豪ドルの米国資産の減損を計上した後、12月末までの半期で6億4,940万豪ドル(4億6,000万ドル)の赤字に転落した。この結果は、同社が11年にフォスターズグループから (link) 分離して以来、初めての半期損失となった。
しかし、損益計算書の上層部でも、同社は明らかに苦しんでいた。営業利益は40%減の2億3,640万豪ドルとなり、売上高は17%減の13億豪ドルとなった。
中国でやるべきことはたくさんある
トレジャリーは12月、この問題に取り組むため、流通在庫を削減し価格の安定とブランド力の再構築を図ることで、今後2〜3年間で年間1億豪ドルのコスト削減を目指すと発表した。
この計画は順調に進んでいると、同社は声明で述べた。
中間配当の停止は、資本を保全し、負債を目標範囲内に戻すのに役立つとし、ジェフリーズのアナリストはこの動きを「賢明」と評価した。同社は前年同期に1株当たり20オーストラリア・セントの配当金を支払っている。
スチュアート・ボクサー最高財務責任者(CFO)は、配当の再開時期について聞かれ、同社は負債の返済とキャッシュフローの改善に注力していると答えたが、「しかし、現時点ではその時期を判断するには時期尚早だ」と述べた。
「最終的には、取締役会が決定することになる」と、アナリストとの電話会議で述べた。
また、並行輸入(ペンフォールズのようなトレジャリーのプレミアムワインが他社によって中国に輸入され、一般的に正規販売店よりもはるかに安い価格で販売されること)を抑制するため、中国への出荷を強化している。
(1ドル=1.4114オーストラリアドル)