
[10日 ロイター] - 米飲料大手コカ・コーラKO.Nが10日発表した2025年第4・四半期(25年10-12月期)決算は、純売上高が前年同期比2%増の118億2200万ドルだった。LSEGがまとめた市場予想の120億3000万ドルを下回った。ケース販売数量が1%増にとどまった。非GAAPベースの調整後1株当たり利益は0.58ドルと、市場予想の0.56ドルを上回った。
26年通期の業績見通しも公表し、有機売上高は前年比4-5%増を見込んだものの、市場予想の5.3%増を下回った。ジェフリーズのアナリスト、カウミル・ガジュラワラ氏はレポートで、市場はより高い伸びを期待していたとしつつも「保守的だが、年初としては妥当だ」と指摘した。
インフレの影響を受ける米国の消費者が安価な食料品を求める中、コカ・コーラは原材料費のコスト増を吸収するため、飲料価格を値上げしてきた。結果として、北米やアジアでの炭酸飲料の需要低迷につながった。コカ・コーラは3月31日付で、経験豊富なエンリケ・ブラウン氏への最高経営責任者(CEO)交代を予定している。
ライバルのペプシコPEP.Oは先週、レイズやドリトスといったスナック菓子の主力商品の値下げを発表した。ここ数年にわたる複数回の値上げに、消費者が反発していることを受けたものだ。
コカ・コーラは、米国の消費者が低糖志向に対応するため、無糖の炭酸飲料やスポーツドリンク、ペットボトルの紅茶などに注力しているほか、プロテイン入りの乳飲料「フェアライフ」なども投入している。