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米AMD、第1四半期売上高は前期比で減少見通し 時間外で株価急落

ロイターFeb 4, 2026 12:11 AM

Arsheeya Bajwa

- 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)AMD.Oは3日、2026年第1・四半期売上高が前期比で小幅減少するとの見通しを発表し、株価が時間外取引で7%余り下落した。

今回の見通しは、25年11月時点で示した第4・四半期見通しから除外された中国向け人工知能(AI)半導体の売上高も含まれている。

投資家の間では、こうした「ボーナス」を差し引いて考えると、果たしてAMDが人工知能(AI)ブームの中でエヌビディアの牙城に挑めるだけのサプライチェーンの強さを持っているのかどうかに疑念が広がった。

リサ・スー最高経営責任者(CEO)は投資家との電話会議で、今年下半期にオープンAIなど向けの新たなフラッグシップAIサーバーの売上高が急増するとの見通しを改めて示し、世界的なメモリーチップの逼迫で計画が遅れることはないと述べた。

ただ同社は、第1・四半期売上高は約98億ドルを挟んで上下3億ドルの範囲になると予想。前年同期比では約32%の増加で、中心値はLSEG集計のデータに基づくアナリスト予想平均の93億9000万ドルを超えたが、前期比では5%前後のマイナスになる。このうち約1億ドルが中国向けのAIチップ「MI308」によるものだという。

また、調整後粗利益率を55%と予想し、アナリスト予想の54.19%を上回ったものの、エヌビディアは27会計年度の調整後粗利益率を70%台半ばと見通している。

クリエイティブ・ストラテジーズのベン・バジャリン最高経営責任者(CEO)は、時間外取引で株価が下がった原因は、売上高が前期比で落ち込むとの見通しだと解釈できると指摘した。

eマーケターのアナリスト、ガジョ・セビラ氏は「成長は大規模展開と特定地域に集中しているようで、中国の出荷は四半期を左右するほど重要だ」と述べた。

25年第4・四半期売上高は102億7000万ドルで、予想の96億7000万ドルを上回った。

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