
Leo Marchandon Avinash P
[2日 ロイター] - 仏IT大手キャップジェミニCAPP.PAは1日、米国土安全保障省が管轄する移民・税関捜査局(ICE)と契約を締結した米子会社キャップジェミニ・ガバメント・ソリューションズ(CGS)を売却すると発表した。ミネソタ州で先月、ICEの捜査官によって市民2人が射殺されたことに従業員や議員、投資家の間で反発が広がっている事情を踏まえ、ICEとの関係を断つ。
CGSは2025年12月、データ分析を用いて金融記録、電話データ、デジタル足跡から人物の所在を特定する480万ドル規模の契約をICEから獲得した。キャップジェミニによると、CGSが25年の売上高全体に占める比率は0.4%という。
キャップジェミニは、機密扱いの連邦契約に関する米国の法的制約により、運営に対して「適切な管理」を行使できなかったことを売却の理由に挙げた。これ以上のコメントは控えた。
これまで多くのグローバル企業がICEと契約を結んでおり、自社の宣伝として積極的に利用することも多かったが、最近ではICEとの契約がむしろ評判リスクになる事態となっている。