
[ 1月29日 ロイター] - SAPが慎重なクラウド見通しを示したことや、サービスナウの株価が決算後に下落したことで、人工知能関連企業との競争激化に対する投資家の懸念が強まり、米ソフトウェア株は木曜日に下落した。
サービスナウNOW.Nは、ウォール街の予想を上回る年間サブスクリプション収益((link))を予想したにもかかわらず9.6%下落した。ドイツのSAPSAPG.DEは、アナリストがクラウドのバックログと2026年の収益見通しが予測を下回ったと指摘((link))し、15%近く急落した。
J.P.モルガンのアナリストはメモの中で、「投資家の期待値が上昇しないまでも維持され、バリュエーションが落ち込むという、一見逆説的で悪循環と相まって、ソフトウェアセンチメントの不調が続いている」と述べた。
セールスフォースCRM.Nは5.6%下落、フォトショップメーカーのアドビADBE.OとクラウドセキュリティのデータドッグDDOG.Oはそれぞれ3.1%下落した。これらの銘柄は、ナスダック.IXICで最も下落した銘柄のひとつである。
「LPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンク氏は、「AIがこの分野を破壊しているため、市場はソフトウェアが死んだという最悪のシナリオを想定している。
投資家は、AIブームがデータセンターやチップ企業などのインフラプレーヤーに対して、従来の企業向けソフトウェアの短期的な収益や価格決定力にどれだけつながるかを再評価しており、ソフトウェア株はここ数週間下落している。
S&P500ソフトウェア・サービス指数.SPLRCISは6.5%下落し、3ヵ月連続の下落に向かい、この日0.1%上昇したS&P500全体.SPXを下回った。
投資家はまた、マイクロソフトMSFT.Oにも注目した。マイクロソフトは、前四半期にAIに費やした費用が過去最高となり((link))、クラウドコンピューティングの伸びが鈍化したと発表した。マイクロソフトの株価は9.8%下落した。