
[ 12月19日 ロイター] - ラム・ウエストンLW.Nは金曜日、 冷凍ポテト・サプライヤーが四半期業績予想を大幅に上回ったにもかかわらず、今年2度目の年間売上高予想を据え置いた。
マクドナルドMCD.Nやヤム・ブランズYUM.Nなどのファーストフードチェーンにポテトのサイドメニューや前菜を供給している同社の株価は、取引開始早々に18%近く下落した。
ジェフリーズのアナリストによると、四半期の数字にもかかわらず再確認された予測は、下半期が予想より弱くなることを示唆している。
長引くインフレと貿易不安のため、消費者は外食などの不要不急の出費を避け、レストランへの足が遠のいている。
同社の第2四半期の海外売上高は前年同期比4%増だったが、売上の大半を占める北米での売上高は横ばいの10億7000万ドルだった。
ラム・ウェストンは、 ジャガイモなどの原材料価格が下落しているにもかかわらず、パーム油などの輸入商品に依存しているため、関税リスクにも直面している。
LSEGが集計したデータによると、同社 、年間予想は63.5億ドルから65.5億ドルと、アナリスト予想の65.2億ドルを下回る中間値を維持した。
11月23日に終了した四半期の売上高は16億2,000万ドルで 、予想の15億9,000万ドルを上回った。
第2四半期の調整後利益は1株当たり69セントで、アナリストの平均予想65セントを上回った。