
[ 11月18日 ロイター] - クラウドフレアNET.Nの世界的な障害により、XやチャットGPTを含む主要なインターネット・プラットフォームへのアクセスが数千人単位で妨げられていたが、火曜日には緩和され始めた。
ネットワークがウェブトラフィックの約5分の1を処理するCloudflareは、午前6時40分(米国東部時間)頃に内部サービスの低下を調査し始めたと述べた。同社は修正プログラムを導入したが、サービスの回復に伴い、一部の顧客はまだ影響を受ける可能性がある。
この事故は、大手オンラインサービスに対する最新の打撃となった。 先月、アマゾンのクラウドサービス (link) で障害が発生し 、スナップチャット SNAP.N やレディット RDDT.N を含む数千の人気ウェブサイトやアプリがアクセス不能となり、世界的な混乱を引き起こした。
クラウドフレアの株価はプレマーケット取引で約5%下落した。クラウドフレアは世界最大級のネットワークを運営しており、トラフィックの急増やサイバー攻撃からウェブサイトやアプリを保護することで、より速くロードし、オンライン状態を維持できるよう支援している。
今回の障害により、 数千人のユーザーがCanva、X、Grindr、チャットGPTなどのプラットフォームにアクセスできなくなり、ユーザーはDowndetectorで障害報告を記録するよう促された 。
しかし、Cloudflareの問題に関する報告は、午前8時(米国東部時間)までに、ピーク時の約5,000件から約600件に減少していた。
Downdetectorは、多くのソースからのステータスレポートを照合することで障害を追跡する。この数字はユーザーからの報告に基づいているため、実際に影響を受けたユーザー数は異なる可能性がある。
「11:20UTCからCloudflareのサービスの1つに対する異常なトラフィックが急増しました。そのため、Cloudflareのネットワークを通過するトラフィックの一部にエラーが発生しました。「すべてのトラフィックがエラーなく提供されるよう、総力を挙げて取り組んでいます。
XとチャットGPTの作成者であるオープンAIは、コメントの要請にすぐに応じなかった。