
[ 11月17日 ロイター] - WPPWPP.Lの株価は、英タイムズ紙が情報筋の話として、英国の広告会社がフランスのライバルのハバスHAVAS.ASやプライベート・エクイティ企業のアポロAPO.NとKKRKKR.Nから買収の関心を集めていると報じた後、月曜日に6.6%も上昇した。
(WPPの株価は年初来で60%以上下落し、時価評価額は約30億ポンド(約39億5000万円))。月曜日の上昇にもかかわらず、株価はまだ27年来の安値近くに低迷している。
1985年にマーティン・ソレルによって設立された広告グループは、先月、対前年同月比純収入が予想より5.9%減少したことを報告し、 (link)、利益を警告した。同グループは現在、シンディ・ローズ新CEOの下、大規模な業務改革を進めており、同CEOはデータとAIに注力する一方、グループの簡素化を目指している。
WPP、ハバス、KKR、アポロは、ロイターのコメント要請に即座に応じなかった。
(1ドル=0.7596ポンド)