
[ 11月6日 ] - ロイターの記者がお届けするリアルタイム市場報道のホームへようこそ。ご意見・ご感想は下記までお寄せください。 markets.research@thomsonreuters.com
先物は小幅続伸を示唆
木曜日の米国株は、四半期決算に支えられ小幅高で始まったが、政府機関閉鎖が続いているため、高すぎるバリュエーション水準や経済データの少なさに対する懸念が続き、上げ幅は縮小した。
業績面では、データドッグDDOG.Oが第3四半期決算で予想を上回り、第4四半期もウォール街の予想を上回る (link)、人工知能技術を採用する企業からのクラウドセキュリティ製品への旺盛な需要に賭けて、市場前の取引で20%近く急騰した。
モデルナMRNA.Oの株価は、通期の売上高予想の上限を引き下げたものの、予想を上回る四半期決算((link))を発表し、取引開始前に約7%上昇した。
一方、クアルコムQCOM.Oは、プレミアムスマートフォンの販売が回復し、 (link)、市場予想を上回る四半期売上高と利益を予想したものの、主要顧客であるサムスンから来年ビジネスを失う可能性が重しとなり、1.2%下落した。
経済面では、世界的な再就職支援会社であるチャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスは、企業がコスト削減と人工知能の導入を目指していることから、先月レイオフ計画((link))が183%増の15万3074人に急増し、過去22年間で最高を記録したと発表した。
シカゴ連邦準備制度理事会(FRB)のオースタン・グールスビー総裁は、政府統計がない中、 (link)、政府閉鎖中のインフレ指標がないことが、さらなる利下げに対する慎重な姿勢を「際立たせている」と述べ、パウエル議長を含む複数のFRB高官の最近の発言を繰り返した。
以下はマーケット前のスナップショット:
(チャック・ミコライザック)
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