
[ 11月6日 ロイター] - ドアダッシュDASH.Oの株価は木曜日の市場前取引で9%近く下落した。コスト圧力に直面し、2026年に数億ドルを追加投資するという同社の積極的な計画が投資家を不安にさせたためだ。
サンフランシスコに本社を置く同社はまた、経費の増加により、第3四半期の利益について (link) ウォール街の予想を下回った。
ドアダッシュは、ドミノ・ピザDPZ.N、小売のクローガーKR.N、ロボット工学企業のサーブ・ロボティクスSERV.Oなどとのパートナーシップへの投資を拡大している。
J.P.モルガンのアナリストは、株式の売却は投資計画によるものだと述べた。
「投資の増加は短期的なマージンプレッシャーを生む」とアナリストは述べた。
今年に入ってから株価が約42%上昇した同社によると、第3四半期の総費用は前年同期 比 約23%増の31億9000万ドルだった。
しかし、これらのパートナーシップのおかげで、同社は四半期収益予想を上回り、第4四半期の商品総額はウォール街の予想を上回ると予想した。
しかし、アナリストの中には、同社の積極的な投資とリターンの歴史を考えれば、今回の追加投資は「サプライズ」ではないと指摘する者もいる。
モルガン・スタンレーは、「ドアダッシュは、中核事業である米国レストラン事業とデリバーの利益プールを成長への再投資に充てているため、これらの投資は投資哲学の変更とは見なさない」と指摘した。
今年初め、ドアダッシュは英国のライバル、デリバルー (link) ROO.L を39億ドルで買収した。