
[ 11月4日 ロイター] - IBMIBM.Nは、今四半期に人員削減を実施すると火曜日に発表した。ウォール街がAIと連動したクラウド需要から利益を得ることができるかどうかに注目する中、同社は利益率の高いソフトウェア部門に重点を移す一方で、数千人の従業員に影響を与える可能性がある。
「同社は声明の中で、「我々は日常的に従業員数を見直し、時にはそれに応じてバランスを調整している。「第4四半期には、全世界の従業員のうち一桁台前半の割合に影響を与える措置を実行する。
アービンド・クリシュナCEOの下、IBMはソフトウェアに力を入れ、企業がAI技術を統合する中、"レッドハット "部門を通じてクラウドサービスへの支出増加を取り込もうとしている。
しかし、IBMは先月、主要なクラウドソフトウェア部門の成長鈍化を記録し、ビッグブルーが活況のクラウド・サービス需要からより多くの利益を得ることに大きく賭けていた投資家の間で警鐘が鳴らされた。
今年35%以上上昇したIBM株は、火曜日には2%近く下落した。
IBMは2024年末時点で約27万人を雇用している。
IBMによると、人員削減の影響を受ける可能性のある米国内の従業員もいるが、米国内の雇用は前年とほぼ同水準となる見込みだという。
Bloomberg Newsは火曜日未明、このレイオフの詳細を最初に報じた。