
[ 11月3日 ロイター] - データベース・ソフトウェア会社のMongoDB MDB.O は月曜日、Cloudflareの製品・エンジニアリング責任者であるChirantan Desai氏を11月10日付で新最高経営責任者に指名した。
デサイ氏は、11年以上にわたって同社を率いてきたデヴ・イティチェリア氏の後任となる。イティチェリアは取締役会にも残り、移行をサポートするアドバイザーを務める。
この発表を受けて、MongoDBの株価は5%上昇した。
デサイ氏は25年以上の経験を持つベテランの技術幹部で、以前はServiceNow NOW.N、EMC、Symantec、Oracle ORCL.Nでも上級職を務めていた。
このリーダーシップの移行は、エグゼクティブ・サーチ会社による包括的なCEOサーチを受けたものである。
2014年に指揮を執り、MongoDBの2017年の株式市場デビューを導いたイティチェリア氏は、オープンソースのデータベース・プロジェクトから主流の企業向けソフトウェア・プロバイダへの同社の移行を指揮した。
月曜日、同社はまた、クラウドデータベースプラットフォームであるAtlasの継続的な成長に牽引され、好調な第3四半期の業績を見込んでいると述べた。決算発表は12月1日。
MongoDBは、最新のアプリケーションの構築と実行に使用されるクラウドベースのデータベースプラットフォームを提供するソフトウェア企業である。同社のテクノロジーは、検索、分析、AIツールを1つのシステムに統合し、企業が効率的にデータを管理できるよう支援する。