
[ 10月31日 ロイター] - オーストラリアのオリジン・エナジーORG.AXは金曜日、クイーンズランド州のLNGジョイント・ベンチャーからの第1四半期の収益が前四半期比で減少したと発表した。
シドニーに本社を置く同社の株価は6.3%安の11.81豪ドルとなり、4月上旬以来の安値となった。株価は2ヶ月以上ぶりの安値となった。
同社は、米石油・ガス大手コノコフィリップスCOP.Nと中国国営シノペック600028.SSとの合弁事業であるAPLNGプロジェクトからの収益が、6月期の5億4700万豪ドルに対し、9月30日までの3ヵ月間で4億8200万豪ドル(3億1320万豪ドル) となったと発表した。
これは、LNGの在庫動向や契約カーゴのタイミング、原油価格の低迷による販売量の減少が主な要因である。
オリジンは、クイーンズランド州のAPLNGプロジェクトからのLNG製品について、6月期の1mmBtuあたり10.26ドルに対し、当四半期は100万英熱量あたり10.08ドル((mmBtu))を実現した。
エネルギー小売業者の同プロジェクトからの総生産シェアは、前四半期比横ばいであったが、総販売量は前四半期比1%減の44.4ペタジュールであった。
(1ドル=1.5389豪ドル)