
[ 10月27日 ロイター] - ユニバーサル・ヘルス・サービスUHS.Nは月曜日、病院における医療サービスの 堅調な需要に牽引され、第3四半期の利益がウォール街の予想を上回った。
医療保険会社各社は、オバマケアとして知られる個人向け医療保険制度(Affordable Care Act)や低所得者向け医療保険制度(Medicaid)における需要の高まりと費用の上昇を指摘しており、この傾向は病院経営者に利益をもたらすと見られている。
LSEGのデータによると、ペンシルベニア州キング・オブ・プルシアに本社を置く病院運営会社は、9月30日に終了した四半期について、1株当たり4.84ドルという 予想を上回る5.69 ドルの調整後利益を計上した。
先週、同業大手のHCAヘルスケアHCA.Nも四半期利益予想を上回ったが((link))、メディケイドの件数が依然として少なく、メディケア事業の好調さで相殺されたと指摘した。
UHSによると、同社の業績には、ワシントンD.C.で新たに承認されたメディケイド州直接支払プログラムに関連する税引き前報酬9000万ドルが含まれている。
しかし、同社はまた、不利な保険金請求傾向のため、自己保険債務に対する引当金を増やすために3,500万ドルの税引き前費用を計上した。
同施設の調整後入院患者数は、急性期病院では2% 増加したが、行動医療施設では0.5%増加した。
同社は2025年の売上高予測を171億~173億1, 000 万ドルから173億1,000万 ~174億5,000万ドルに引き上げた。アナリストの平均予想は172億1000万ドル。
同社取締役会はまた、自社株買い計画を15億ドル増額することも承認した。