
[ 10月15日 ロイター] - プログレッシブ社PGR.Nは2日、自動車保険への旺盛な需要に支えられ、第3四半期の利益が増加したと発表した。
企業や個人が、事故や物的損害、自然災害などのリスクに備えるための保険を引き続き優先したため、保険需要はこの四半期も持続した。
プログレッシブ社は、個人向けだけでなく、商用車やトラック、オートバイ、ボート、レクリエーショナル・ビークル、住宅向けの保険も提供している。
9月30日に終了した四半期の正味収入保険料は10%増の213.8億ドルであった。
コンバインド・レシオは89.5%で、前年同期は89%であった。 コンバインド・レシオが100%を下回るということは、保険金支払いよりも保険料収入が多いことを意味する。
オハイオ州メイフィールド村に本社を置く同社の株価は、市場前の取引で4.8%下落した。
プログレッシブの個人保険の保有契約件数は3,690万件で、前年比13%増。代理店自動車保険は13%増、ダイレクト自動車保険は17%増であった。
コマーシャルライン契約は前年比6%増。
純利益は前年同期の23.3億ドル(1株当たり3.97ドル)から26.2億ドル(1株当たり4.45ドル)に増加した。