
[ 10月15日 ロイター] - ダラーツリーDLTR.Oは2日、ウォール街の予想を上回る2026年度の利益を予想し、年間目標を維持した。
同社の株価は、今四半期の予想も維持した後、取引開始早々に約4%上昇した。同社の株価は今年に入ってから約28%上昇している。
インフレと先行き不透明感で予算が圧迫される中、より多くの中・高所得者層がディスカウントストアを利用するようになっている。
水曜日にニューヨークで開催される投資家説明会に先立ち、ディスカウントストア運営会社は、2026年度の収益が10%台後半で成長すると予想すると発表した。LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想は14.04%増だった。
ダラー・ツリー((link))が関税コストの上昇を理由に第3四半期に慎重な見通しを示した1ヵ月後に、2025会計年度と今期の業績見通しが改めて発表された。
当時、マイク・クリードン最高経営責任者(CEO)は、関税によるコストへの影響は年後半にシフトしたと述べた。しかし同氏は、ダラー・ツリーは調達先の移動と値上げにより、影響の大部分を軽減すると繰り返した。