[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブRIVN.Oは2日、年間納車台数予想の中間値を下方修正した。連邦政府の税制優遇措置の廃止に伴い今後数四半期は不透明な状況が続くと見込まれることが理由だ。
同社は今年の納入台数予想を4万1500─4万3500台とした。中間値は従来予想の4万─4万6000台から500台減少する。
ビジブル・アルファがまとめたアナリスト調査によると、リビアンの第3・四半期の納入台数は1万3201台で、アナリスト予想の1万2690台を上回った。
税制優遇の期限前に購入しようとする買い手の駆け込み需要で、納入台数は約32%増加したが、EV業界が長年販売促進の頼りにしてきた7500ドルの税額控除措置が9月30日に打ち切られたことで、メーカー各社は先行きが見通せない状況に直面している。