[ 9月30日 ロイター] - コアウィーブCRWV.Oは、メタMETA.Oと140億ドル規模のコンピューティング・パワーを供給する契約を結んだと発表した。
このニュースを受け、コアウィーブの株価は火曜日の市場前取引で10%急騰した。
ここ数カ月で10億ドル規模の取引が相次いでおり、多くのAIテック企業が互いに投資や供給取引を行っている。
また、こうした企業の評価が急上昇したことで、投資家の間ではAI株ブームがバブルなのかどうかという懸念も生じている。
メタ社はAIを最も推進する企業のひとつで、競争が激化するなか、全米のデータセンターに数百億ドルを投資し、トップクラスのAIソフトウェア・エンジニアを雇用するためにアスリート並みの給与を支払っている。ソーシャルメディア企業は、ロイターのコメント要請にすぐに応じなかった。
ブルームバーグの報道によると、この契約の一環として、コアウィーブはフェイスブック親会社にエヌビディアNVDA.Oの最新GB300システムへのアクセスを提供する。
この新しい契約は、CoreWeaveがチャットGPTメーカーの計算ニーズを支援するため、オープンAI (link) と3件目の数十億ドル規模のクラウド拡張契約を結んだ1週間後のことである。CoreWeaveの幹部は当時、 顧客からの需要が非常に高いことを指摘していた。
CoreWeaveは米国とヨーロッパでAIデータセンターを運営しており、大規模なAIモデルのトレーニングや実行に高い人気を誇るNvidiaのグラフィック・プロセッシング・ユニットへのアクセスを提供している。