[ 9月17日 ロイター] - ワークデイWDAY.Oの株価は、アクティビスト投資家のエリオット・マネジメントが同社への20億ドル以上の出資を発表し、同社のリーダーシップを支持したことで、水曜日に約9%上昇した。
ワークデイは、AIを統合することが変化する顧客ニーズに対応する鍵となり、統合が進む人事ソフトウェア市場で競争力を維持することを推進してきた。
同社は水曜日に、2027年度までに50億ドル相当の自社株買いを計画していると発表し、同社の長期的な成長軌道への自信を示した。
エリオットは火曜日、ワークデイの最高経営責任者と財務責任者を称賛し、 (link) ここ数年の力強い進展を挙げ、同社の経営陣は実績があり効果的であると評価した。
同投資家は、Workday との継続的な関与に勇気づけられているとし、同社の複数年にわたる戦略は、株主に有意義な長期的価値を提供するのに十分な位置にあると自信を示した。
ジェフリーズのアナリストは、エリオットが公開した株式は、2028年度のフリーキャッシュフロー目標を達成するための「健全なプレッシャー」になると述べた。
これとは別に、カリフォルニアを拠点とする同社は火曜日、AI企業Sana (link) を約11億ドルで買収する契約を発表した。これは、ParadoxとFlowiseの買収を含む最近のAI取引の乱発に追加するものだ。
「Workdayはコアプラットフォームを進化させ、AIの世界で持続的な成長を実現するのに役立つ買収を行っている」とEvercore ISIのアナリストはメモで述べた。
ワークデイの顧客は、採用、給与計算、会計、監査などのサービスを管理するアプリケーションを提供する、ワークデイの単一のクラウドベースのプラットフォームに依存している。
プライベート・エクイティ会社のトーマ・ブラボー (link) が先月、ワークデイのライバルであるデイフォース DAY.N を123億ドルで買収することで合意したのに続き、サナの買収はHRソフトウェア分野での活発な取引に加わった。
ワークデイの12ヶ月先株価収益倍率は22.38倍で、デイフォースの26.04倍と比較している。株価は今年約15%下落した。