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アルファベット、初めて時価総額3兆ドルを達成

ロイターSep 15, 2025 3:10 PM

- グーグルの親会社であるアルファベットGOOGL.Oは月曜日、人工知能をめぐる新たな楽観論と良好な独占禁止法判決に乗り、初めて時価総額3兆ドルを達成した。

同社GOOGL.OのクラスA株は3.6%高の249.1ドル、クラスC株は3.4%高の249.5ドルで、どちらも過去最高値で取引されている。

月曜日の動きを含めると、株価は今年に入ってから32%以上上昇し、いわゆる「マグニフィセント7」銘柄の中で最も好調で、S&P500種株価指数.SPXの上昇率12.5%を上回っている。 アルファベットは他のハイテク大手アップルAAPL.OやマイクロソフトMSFT.Oと並んで3兆ドルの評価額を獲得し、AIチップメーカーのエヌビディアNVDA.Oは世界で最も価値のある企業として4兆2500億ドルの時価総額を誇っている。

アルファベットにとって最近の追い風となったのは、同社がクローム・ブラウザとアンドロイド・モバイルOSの管理権((link))を保持することを認めた米国の裁判所の判決である。検索とモバイルのエコシステムにおける優位性が長い間批判を浴びてきた同社にとって、極めて重要な瞬間となった。

判決の一環としてデータを共有することは、グーグルの広告ビジネスのライバルを強化することになるだろうが、クロームやアンドロイドを売却する必要がないことは、それらをグーグルのビジネス全体の重要な一部とみなす投資家にとって大きな懸念を取り除くことになる。

また、同社のクラウドコンピューティング部門が、社内チップやジェミニAIモデルへの投資が実を結び始めたことで、第2四半期の売上が予想を上回る約32%増となった((link))ことも、投資家心理を高揚させた。

「投資家たちは、アルファベットがもう単なる検索会社ではなく、他の多くの分野に進出している可能性を見始めている」と、ストック・トレーダー・ネットワークのチーフ・ストラテジスト、デニス・ディック氏は語った。

LSEGがまとめたデータによると、アルファベットの株価は、5年間の平均が22倍であるのに対し、「マグニフィセント7」の中では最も低い23倍程度である。

免責事項:本サイトで提供する情報は教育・情報提供を目的としたものであり、金融・投資アドバイスとして解釈されるべきではありません。

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