Juby Babu
[28日 ロイター] - 米半導体メーカーのマーベル・テクノロジーMRVL.Oが28日発表した2026年度第3・四半期(25年8―10月)の売上高見通しは20億6000万ドルのプラスマイナス5%で、LSEGがまとめたアナリストらの市場予想の21億1000万ドルを下回った。株価は時間外取引で8%超下落した。
経済の不透明感と、トランプ米大統領が輸入品に課した関税の影響に対する懸念が、顧客の支出と需要を圧迫しているのが要因だ。
マーベルはAI向けのカスタム半導体を手がけている。
マット・マーフィー最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会議で「当社のカスタム事業は好調で、26年度下半期も上半期に比べて成長軌道にある。ただ成長は直線的にはならない。第4・四半期には第3・四半期を大幅に上回る見通しだ」と語った。
スタイフェルのアナリスト、トーレ・スバンベリ氏は他の人工知能(AI)向けハードウェア企業の業績が好調だっただけに、マーベルの予想は失望をもたらしたと指摘した。
同時発表した第2・四半期(25年5―7月)の売上高は20億1000万ドルとなり、市場予想通りだった。
主力事業のデータセンター部門の売上高は前年同期より3%増の14億9000万ドルと、市場予想の15億1000万ドルには届かなかった。
マーベルは8月、車載イーサネット事業をドイツの半導体メーカー、インフィニオン・テクノロジーズに約25億ドルで売却した。