[30日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズMETA.Oが30日に発表した第3・四半期業績見通しは、売上高が市場予想を大幅に上回った。年間設備投資計画については、AI(人工知能)に大規模投資を行う中、見通しの下限を引き上げた。
メタは第3・四半期の総売上高は475億─505億ドルになると予想。LSEGがまとめたアナリスト予想平均の461億7000万ドルを上回った。メタは第3・四半期見通しにはドル安による1%の押し上げ効果が織り込まれているとしている。
第4・四半期の売上高の予想は示さなかったものの、第4・四半期の前年同期比での伸びは第3・四半期を下回るとの見通しを示した。
年間設備投資計画は660億─720億ドルとし、従来の640億─720億ドルの下限を引き上げた。フェイスブックとインスタグラムを傘下に持つメタは「スーパーインテリジェンス(超知能)」の実現に向けて大規模投資を進めている。
決算発表を受け、メタの株価は時間外取引で約10%上昇した。