[ 7月18日 ロイター] - サレプタ・セラピューティクスSRPT.Oの株価は、同社の遺伝子治療の初期段階の試験に登録された患者が急性肝不全で死亡したとのブルームバーグの報道を受けて、金曜日の市場前取引で16.5%下落し18.32ドルとなった。
今回の死亡は今年3例目となる。希少な筋ジストロフィーの治療薬として承認されたサレプタ社の遺伝子治療薬「エレビディス」を投与された10代の少年2人が死亡した。
サレプタ社は、営業時間外にコメントを求めたロイターに対し、直ちに回答しなかった。
ブルームバーグの報道によると、この患者は四肢帯状筋ジストロフィーと呼ばれる筋肉を消耗する別の疾患を治療するためのサレプタ社の遺伝子治療を試験する試験に登録されていたという。