[ 7月16日 ロイター] - スターウッド・プロパティー・トラストSTWD.Nは水曜日、不動産運営プラットフォームであるファンダメンタル・インカム・プロパティーズを約22億ドルで買収すると発表した。
この取引は、44州にわたる467の不動産で構成され、スターウッドが総額13億ドルのファンダメンタルの既存の融資枠を引き受けることで、借入金と株式資本に加えて、手元の現金で資金を調達する。
スターウッド・プロパティ(億万長者の創業者バリー・スターンリヒトが率いる投資会社スターウッド・キャピタル・グループの関連会社)の株価は、取引時間の延長で約3%下落した。商業用モーゲージ不動産投資信託の時価総額は約70億ドル。
ブルックフィールド・アセット・マネジメントBAM.TOが所有するファンダメンタルは、セール・リースバック取引のための商業用不動産の取得に注力している。
BofA証券がスターウッドの財務アドバイザーで、ウェルズ・ファーゴとエバーコアがブルックフィールド・アセット・マネジメントのアドバイザーを務めている。
これとは別に、スターウッドはファンダメンタルの買収資金を調達するため、2,550万株の株式募集を発表した。