Essi Lehto
[ヘルシンキ 7月16日 ロイター] - フィンエアーFIA1S.HEは水曜日、北大西洋便の需要が予想を下回り、航空券価格が下落し、ストライキの影響が2025年の営業利益に重くのしかかる可能性があると警告し、同社の株価を9%も下げた。
フィンランドの航空会社によると、第2四半期の北米路線の利用者数は、市場全般が不透明な中、平均運賃が下落し、予約受付期間が短縮されたため、予想よりも緩やかな伸びとなった。
「北大西洋路線における需要の伸びは、特にフィンランドにおける米国に関する報道の影響を受けた顧客心理によって緩やかになった」とトゥルッカ・クーシストCEOは声明で述べた。とクーシストCEOは述べた。
(link) 米国の国境管理やドナルド・トランプ大統領((link))の政策に対する懸念から、米国に旅行するヨーロッパ人は減少しており、大西洋横断航空運賃の低下につながっている。
フィンエアーの株価は、パイロットやその他のスタッフとの労働争議の影響を受け、四半期ベースで予想を下回る減益となり、0848GMTまでに (link) 5.8%下落した。
第2四半期の営業利益は、前年同期の4360万ユーロに対し、1030万ユーロ(1200万ドル) となった。
フィンエアーは、通期の既存営業利益について、以前から発表している100百万ユーロから200百万ユーロの範囲の下限に近づくと予想している。
(1ドル=0.8607ユーロ)