Richa Naidu
[ロンドン 30日 ロイター] - 英食品・家庭用品大手ユニリーバULVR.Lが、中東の紛争拡大を理由に世界中で全面的な人員採用凍結措置を実施している。先週同社が従業員に送ったメモの内容をロイターが確認して判明した。
ユニリーバのパーソナルケア事業を統括するファビアン・ガルシア氏はこのメモに「マクロ経済と地政学的現実、とりわけ中東の紛争が向こう数カ月にわたって相当大きな試練をもたらす。これを踏まえて経営陣は全てのレベルで世界全体の採用を凍結することに合意した。期間は最低3カ月継続する」と記した。
さらに同社は声明で「不確実性を伴う外部環境(のために)われわれは採用を一時停止することを決定した」と述べ、必要なら計画は常に修正すると付け加えた。
同社は既に、2024年から3年で約8億ユーロ(9億1672万ドル)の経費を節減する取り組みを進めており、これによって世界全体で7500人前後が削減対象になると見込まれている。