
[ロンドン 5日 ロイター] - 債務不履行に陥ったベネズエラ国債の価格が5日、米国によるマドゥロ大統領の拘束を受けて急騰した。史上最大規模かつ最も複雑なものになる可能性があるベネズエラの債務再編が前進するとの期待が高まっている。
ベネズエラ政府債と国営石油会社PDVSAが発行した債券は、欧州市場序盤の取引で額面1ドル当たり最大0.08ドル(約20%)上昇した。アナリストらは一段の上昇を見込んでいる。US922646BL74=TE
2017年にデフォルト(債務不履行)したベネズエラの国債は、昨年1月の第2次トランプ政権発足後、価格が約2倍に上昇し、2025年に世界で最もパフォーマンスの良い債券の一つだった。
JPモルガンは顧客向けメモで、25年の価格上昇を踏まえてもなお上昇余地があるとし「5日の取引開始時に最大10ポイント上昇するだろう」と述べた。
トレードウェブのデータによると、ベネズエラの31年償還債USP17625AD98=TEは額面1ドル当たり約0.4ドル上昇した。同国の国債の大半は額面1ドル当たり0.35─0.38ドルで取引され、PDVSA債は0.06ドル以上上昇して約0.3ドルとなった。US716558AF83=TE