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米中間選挙、民主党員の方が投票に意欲的=ロイター/イプソス

ロイターNov 13, 2025 4:05 PM

Jason Lange

- ロイター/イプソスが実施した最新の世論調査によると、最近の選挙での民主党勝利を受けて、来年の米中間選挙については共和党員よりも民主党員の方が投票に意欲的のようだ。共和党のトランプ大統領の支持率は40%で横ばいだった。

12日まで6日間にわたって実施した調査では、民主党員の44%が2026年11月3日の選挙で投票することに「非常に乗り気」だと回答。一方、共和党員では26%にとどまった。選挙で投票しなければ後悔すると回答したのは、民主党員で約79%、共和党員では68%となった。

中間選挙までまだ1年ある中、両党はほぼ互角の様相。もしきょう選挙が行われたら誰に投票するかとの質問に対し、登録有権者の41%が民主党候補、40%が共和党候補と回答した。

有権者が最も懸念するのは生活費に関する問題で、45%が投票先を決める上で最も重要な要素は候補者の同問題に対する姿勢だと回答している。この問題に関する対策でどちらの政党が優れているかとの質問に対しては、38%が民主党、36%が共和党の方が良いと回答した。経済運営に関しては、共和党が民主党を2ポイントリードしたものの、ここ数カ月で民主党はその差を縮めてきている。9月の調査では民主党は13ポイントの後れを取っていた。

移民問題については、共和党支持(46%)が民主党支持(34%)を上回ったものの、来年の中間選挙で移民問題が最も重要な争点だとする回答は14%にとどまった。

また、「党は道を見失っている」という意見に賛同するとの回答は、民主党員で39%と8月(49%)から低下。一方、共和党員では22%と、8月(19%)からほぼ横ばいとなった。

このほか、今月のニューヨーク市長選で勝利した「民主社会主義者」を自称するゾーランマムダニ氏(民主党を好意的に評価しているとの回答は民主党支持者で67%と、カリフォルニア州ニューサム知事民主党)の65%にほぼ並んだ。

一方、トランプ大統領の支持率は1月の就任以来最低水準にとどまっている。不支持率は5月調査の52%から58%に上昇した。

調査は全米の成人1200人を対象にオンラインで行われた。

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