[パリ/ロンドン 7月29日 ロイター] - ボーイングBA.NとスウェーデンのサーブSAABb.STは、英国のBAEシステムズBAES.Lと、高速ジェット機産業のニッチ分野で成長している英国のホーク・トレーナーの後継機で提携することについて協議していると、この件に詳しい3人の関係者が語った。
ボーイングとサーブは、アメリカ空軍のためにT-7新型練習機を共同開発している。一方イギリスは、レッドアローズの展示チームによって一目でそれとわかる、生産中止となったホーク戦闘機の代替を計画していると発表している。
ある情報筋によれば、これらの提案は初期段階にあり、詳細はまだ決まっておらず、合意に達する保証はないという。
「噂や憶測についてはコメントしません」とBAE社の広報担当者は述べた。
「訓練は、当社の航空部門戦略の重要な柱であり続けている。私たちは、実戦と合成能力の両方にわたって、この分野での足跡を探求し、発展させ続けています。
スウェーデンの防衛企業サーブの広報担当者は、次のように述べた:「我々はボーイングとT-7の共同開発に関して長期的なパートナーシップを結んでいる。噂や憶測についてサーブはコメントしない」と述べた。
ボーイング社からは即座にコメントは得られなかった。
6月、イギリスの戦略的防衛見直しは、イギリスの最高軍事訓練機として数十年後にホークを置き換えることを勧告し、政府はイギリスに拠点を置くサプライヤーからの関心を歓迎すると述べた。